古民家のカビ臭を解決するには、大がかりなリフォームが必要です。
予算の無いなかでも、カビ臭だけは工夫してDIYで何とかしたい。
まずは、
カーテンを新調し、壁紙を全部交換しました。
カビ臭は、まだ残っています。
他に考えられる原因は、床のカーペットしか考えられません。
カビ臭はカーペットが原因
臭いをかぐと確かに、カーペットから臭っています。
昭和46年の増改築時に、業者から予算が足りなくなった。だから、本格的なじゅうたん仕様からパンチカーペットに交換して欲しいと泣きつかれ、泣く泣く承諾しました。
昭和46年から47年にかけて、1年間で初任給が2倍にもなった超インフレ時期でした。
請負工事なのに、予算が足りなくなったからと、仕様変更は2~3か所ありました。
その中で予算が大きく予算を削られたのが、本格じゅうたん敷詰めから、パンチカーペットへの変更でした。
じゅうたんで本格的に敷き詰める予定でしたから、ドアーと床の段差が25ミリメートルとってありました。
ラッキー!!
「人間万事塞翁が馬」とはこのことでした。
カーペットをフローリングに交換
この際だから思い切って、 床をフローリングに改修することにしました。
カーペットを剥してみると、風呂側にだけカーペットの裏側に白いカビが生えていました。
はがしてみて良かったです。
風呂場は3方向をブロックで囲み その上にタイルで仕上げてありましたから、 隣の応接間には結露はしないと思いました。
昭和46年に増改築した頃には断熱材を入れていませんでした。
その結果、冬季には風呂場と応接間に温度差が生じ、結露が出来てしまったと思われました。
カビ臭の原因を確かめる
壁がかびている時は床にもカビが生えていないか?確認しましょう。
我が家の安物のカーペットの表面にはカビが見えませんでした。
カーペットをはがして、初めてカビがあるのを確認できました。
下地のコンパネは室内の換気して乾燥したらそのまま使えました。
カーペットのカビが一部分だったから、簡単なリフォームで済みました。
カビ臭の原因カーペットをフローリングに交換
今回の改修では、床を全部フローリングにして、壁に断熱材を入れることにしました。
材料はホームセンターで特売品で揃えることにして、フローリング、フロアーネイル釘と専用鋸を購入しました。
施工方法のパンフレットも貰ってきました。
フローリングのリフォームは意外に簡単!
施工方法通りに進めると、先ずは割り付けをしてセンターを決めます。
我が家は本間でしたので、あまり切らずに済みそうです。
2間(3.6メートル)方向に並べて貼ってゆけば、加工も少なくて済みそうです。
フローリングの合わせ方
1列目は左右に分割し、センターに線を引いて、これに合わせて並べればキレイに仕上がりそうです。
2列目は施工方法に従い、センターに一枚置いて、その左右に切断した分を当てました。
ここの所だけが間違いやすく、右側の切断した部分は左側に置きます。
切断した時と逆に置いて、仕上げますから注意が必要です。
フローリング合わせは最後の1枚が難しい
最大の難関は最後の1列を落とし込むことです。
施工方法によると、最後の1枚はカンナをかけて落とし込みます。これがナカナカ微妙で難しく、結局は削りすぎてしまいました。
最後の2列目は止めてありませんでしたので、最終の1列を入れてから隙間を調整しました。
最後の2列は 接着剤で止めて、 最終列には目立たないように 釘打ちし、パテで埋めてあります。
幅木は新しく2重につけないといけないと思いましたが、下地にコンパネが張ってあります。
だから、すきま風を防止する心配は不要なので、パテを隙間に埋めるだけで済みました。
こんな仕上げ方はプロには許されないが、素人のDIYの強みです。
自分で満足できればOK、予算が無いから安くてOKでした。
古民家のカビ臭はカーペットからフローリングに交換・まとめ
カーテンを新調し、 壁下地、壁紙の交換と 今回のフローリングに交換して、 すっかりカビ臭はなくなりました。
それ以上に良かったことは、 冬場の床からの冷えが減少して、北西の部屋が快適になりました。
コメント