長男が中学生になると、自分の部屋が欲しいとねだられて、ずっと使わない応接間を子供部屋にすることになりました。
しかし、ずっと使っていなかったので、部屋がかび臭くて、そのままでは使えません。
カーテンは新調することにしました
そこで部屋の窓を2,3日開放して置きました。
しかし、カビ臭は少なくなったものの、部屋を締めると臭くて堪りません。
家は古くなっていますが、応接間の部分は昭和46年(1971年)に増改築しました。
昭和35年(1960年)に新築した部分や、応接間以外の増改築には、カビ臭はありません。
壁紙の下地 ベニヤ板がにおう
考えていても解決策は見つかりません。
そこで、カビ臭のキツイ所の壁紙を剥しました。すると下地のベニヤ板がかびていました。
さらに間柱や横桟を確認すると、こちらには大きなカビはありません。
原因を考えると、応接間の隣が浴室です。
浴室にはモルタルの上にタイルが張ってありますが、昭和46年には断熱材が入れてありません。
考えられる原因は結露だと思いました。
ラッキー!
下地のベニヤ板の交換と壁紙の貼りかえで解消できそうです。DIYでやれば2~3日でリフォーム出来そうです。
匂いの原因 壁紙・ベニヤ下地の修理
昭和46年に増改築した部分は、外壁はモルタルで仕上げてあります。断熱材は入れてありませんので、今回断熱材もいれてリフォームすることにしました。
断熱材を貼り付け
断熱材を壁一面に入れて、4ミリベニヤで下地を作りました。
ここまでは順調に行きました。
壁紙の張替え
次は壁紙の下地作りです。
パテを塗って、乾いたらサンダーで平らにすることです。
釘の出っ張りやベニヤの継ぎ目に、パテを左官のように塗ってゆきます。
パテはヘラで塗るのですが、垂れてしまってうまく塗れません。パテを厚く塗って仕上げしました。
翌日、パテが乾いているのを確認して、紙やすりを手作業出かけました。窓を全開にしてマスクをかけて、頑張りました。一部凹凸が残りましたが、根負けして妥協をしました。
<教訓>
- 大工仕事は極力ていねいに仕上げて置く
- 下地パテは薄く、余分に厚塗りしないこと
- 壁紙は安価なことと
- 柄合わせが面倒
なので、クロスは無地調のものを選択しました。
柄合わせが必要ないので、重ね張りしても順調に進みました。
コーナー部分は家が直角に仕上がっていないので、プロは伸ばしたり、縮め足りして誤魔化します。残念ながら私は未熟なのでしわが出来てしまいました。
※最近はコーナーやジョイント部に荒めのホータイみたいなシールがあります。
それでも全部貼り上がると、新築並みにキレイになります。
妹や弟も自分の部屋が欲しいと言い出しました。チョット自信が出来ましたので、順番にリフォームする約束をしました。
壁紙を貼るときのポイント
自分で壁紙を貼る人に、 次の点に注意するとキレイに貼れます。
●カッターナイフは壁紙用を使用すること。
●1回切るごとに歯を折ること。
●重ね合わせ部分にはみ出た糊や 廻り縁についた糊は、 毎回雑巾で嫌いにふき取ること。 (後日、シミになるのが防げます)
●上手く壁紙を貼るためには壁紙の選択が一番です。
●作業が楽なのは柄合わせがないもの。
●壁紙の厚いタイプや凹凸のあるタイプは、 下地の凸凹が仕上がりに響かない。
●レンガの柄は柄合わせが簡単なものもあるので ホームセンターで相談してみましょう。
カビ臭は壁紙の下地ベニヤが原因・まとめ
リフォームして良かったことは、断熱効果が良くなったのでエアコンの効きが良くなりました。
カビ臭は解消!と言いたいところですが、カーペットからも臭っていました。床をリフォームするまで解消しませんでした。
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